歯間が手軽にキレイになった!ホルダー型デンタルフロスのレビュー


こんにちは。でるたんです。前回は、ホルダー型デンタルフロスの検討と比較についてお伝えしました。

簡単におさらいしますと、

  • デンタルフロスは、歯と歯の間の細い隙間に通して歯の側面をこすりプラークを除去できるが、使用するのにある程度の「慣れ」が必要である。
  • ホルダー型デンタルフロスならば、手を汚さずに手軽にデンタルフロスを使うことができる。

というお話でした。
注文していたホルダー型デンタルフロスが到着しましたので、今回はこれのレビューを行いたいと思います。

今回使用するホルダー型デンタルフロスの概要

  • 商品名:DENT.EX ウルトラフロス M
  • メーカー:ライオン(株)
  • 個数:10本
  • ホルダー形状:Y字型
  • 価格:500~700円程度
  • 備考:フロスの太さM(普通)

ライオン社の商品です。奥歯にも使用しやすいY字型です。

フロスを洗浄して、繰り返し使用が可能なタイプです。フロス材として、切れにくく、摩擦抵抗力の小さな新素材「テクミロン(高強度ポリエチレン)」を使用しています。

↓こちらは、ホルダー型デンタルフロスを、フロス(糸)部分を上にして見たところです。Y字型になった柄の間にフロスが張られているのがわかります。

↓90°回転して、横から見たところです。プラスチックの柄の中央部分が、ふくれているのがわかります。ここを親指と人差し指で挟み、保持します。また、フロス部は先端に行くに連れ曲がっていますが、この「曲がり」があるおかげで、ホルダー部が歯に接触しにくくなっています。

↓更に90°回転して、フロス部を下にしてみました。Y字の根元に丸い凹みが見えます。この凹みで、上下が触るだけで分かります。

↓こちらは、斜め横から見たところです。「さすまた」のような形状であることがわかります。

↓もう一つ斜めから。独特の形状をしています。

↓フロス部分の拡大です。フロスは少したるんでいますが、このことによって、歯間部がきつくてもスムーズに入る良い挿入性と、(歯の側面に接触する面積が多くなり)プラークの除去効果アップが実現できています。

ここで、ホルダー型デンタルフロスと普通の歯ブラシを比べてみましょう。

↓上から見比べてみました。ホルダー型デンタルフロスが非常に小さいことがわかります。小さいことで小回りが利き、前歯でも奥歯でもフットワークよくプラークを除去することができます。

↓横から見比べてみました。

ホルダー型デンタルフロスの使い方

ホルダー型デンタルフロスを歯と歯の間に入れる

↓歯と歯の間の隙間の入口に当てて、水平方向にスライドしながら、ゆっくりとフロスを入れていきます。

<注意点>
歯と歯が接触している部分(コンタクトポイント)にフロスがあたると、抵抗を感じます。ここで勢いよく入れると、歯ぐきを痛める恐れがあります。
ゆっくり横に動かしながら入れましょう。

歯の側面の汚れを取る

歯と歯ぐきの間に到達したら、フロスを歯につけて上下に動かし、歯の側面の汚れを取ります。歯間の両側をかわるがわる掃除してください。

ホルダー型デンタルフロスを歯と歯の間から抜き取る

入れる時と逆の順番で、ゆっくりと抜き取ってください。

ホルダー型デンタルフロスを洗浄する

歯間の一か所にフロスを使用したら、水で洗浄するか、汚れを拭き取るかします。
以下、同様に繰り返します。

<注意点>
今回のウルトラフロスは、洗浄して繰り返しの使用が可能なタイプです。
もしも、使い捨てのタイプをお使いの場合は、繰り返し使用はしないでください。

ホルダー型デンタルフロスの使用結果

下の奥歯

↓Y字型ホルダーのおかげで、奥歯の歯間も楽に掃除できました。

上の前歯

↓先端が曲がっている形状のため、前歯の歯間も無理なく掃除できます。糸巻き型のデンタルフロスと比べて、手軽に掃除ができます。これは結構感動します。手が汚れないのも良いです。

まとめ

今回、ホルダー型デンタルフロスを使ってみて、手軽に歯間を掃除できることに感動しました。

糸巻き型のように、フロスを40cm位に切ったり、指に巻きつけたりといった手間がなく、サクッと掃除ができるのは非常に便利さを感じました。

後は、経済的なコスト面の話だけです。これも、テクミロンの効果か、フロスはしっかりしており耐久性が本当に高いようで、何日かは使えそうな感じです。

数日間使えるようなら使い捨てタイプに比べても、割高な商品ではないと感じました。

糸巻き型のデンタルフロスを買ったものの、思うように使いこなせずにそのうち使わなくなってしまった、という方は、ホルダー型デンタルフロスを使ってみてはいかがでしょうか。

<今日のポイント>

  • ホルダー型デンタルフロスならば、(糸巻き型に比べ)非常に手軽に歯間の掃除ができる。
  • 歯ぐきを痛めてしまう恐れがあるので、必ずフロスを水平方向にスライドしながら、ゆっくりと歯と歯の間に入れる。
  • 歯間の一か所にフロスを使用したら、水で洗浄するか、汚れを拭き取るかする。
  • ウルトラフロスは、一本あたりの価格が他の商品に比べて割高だが、洗浄して繰り返しの使用が可能なので、「経済的(割安)」になる可能性も残されている。

次回は、歯間ブラシの購入検討をしてみたいと思います。

ビバ! ノー歯周病ライフ!!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする