こんにちは。でるたんです。前回は、ワンタフトブラシの検討と比較についてお伝えしました。
簡単におさらいしますと、
- 普通の歯ブラシだと、奥歯の側面(のど側)や、前歯の裏側(凹む形の曲面)などは磨きにくい。
- 普通の歯ブラシでは、長さや幅が邪魔をして届かない部分の歯磨きをするために「ワンタフトブラシ」という道具が有る。
というお話でした。
注文していたワンタフトブラシが到着しましたので、今回はこれのレビューを行いたいと思います。
目次
今回使用するワンタフトブラシの概要
- 商品名:エビス 歯科向 プロフィッツ K10 ワンタフト
- メーカー:エビス(株)
- 毛のかたさ:ふつう
- 個数:3本
- 原産国 : 日本
- 価格:700~800円程度
エビス社の商品です。歯科向け品の3本セットです。ペングリップ(歯ブラシの持ち方の一種です。後で説明します)に最適なラバーが付いています。
↓一本一本が紙の箱に入っています。3本セットですが、ラバー部分がそれぞれ違う色(黄色、ピンク、青)になっています。
↓ワンタフトブラシを横から見たところです。プラスチックの柄がまっすぐではなく途中でちょっと折れ曲がっています。
↓こちらは、上から見たところです。ブラシ部分が小さいのがよくわかります。
↓ブラシ部分の拡大です。歯間部に入りやすくプラーク除去率の高い、円すい状カットタイプになっています。
ここで、ワンタフトブラシと普通の歯ブラシを比べてみましょう。
↓横から見比べてみました。ワンタフトブラシのブラシの小ささが改めてよくわかります。
↓上から見比べてみました。普通の歯ブラシは、ブラシ部分でちょっと横幅が広くなっていますが、ワンタフトブラシは、最先端部分までプラスチックの柄も細い幅のままなのが分かります。このブラシの小ささやプラスチックの柄の細さが、磨きにくい部分に届く理由です。
また、この商品はラバーが付いているのが特徴です。
↓ペングリップフィットラバーの拡大です。
ワンタフトブラシの使い方
持ち方の基本はペングリップ
ワンタフトブラシの先端は尖っています。だからこそピンポイントで磨けるわけですが、逆に言うと歯ぐきを傷つけてしまう恐れもあります。
ですので、ワンタフトブラシは基本的に「ペングリップ」で持ちましょう。ペングリップは、ペンを持つように歯ブラシを握ることです。
↓ペングリップ
ちなみに、今回購入したワンタフトブラシはラバーがついているのが特徴なのですが、これが結構便利でした。
ラバーを目印に親指と人差し指でブラシを持つことで、自然にペングリップになり、持ちやすく滑りにくい効果があります。
力を入れすぎないように丁寧に一箇所ずつ磨く
はじめにワンタフトブラシを使う
はじめに磨きにくいところにワンタフトブラシを使って磨き、その後普通の歯ブラシを使って磨くようにするのが良いです。
ワンタフトブラシの使用結果
生えかけの親知らず
でるたんは、左右の下の親知らずが、ちょこっとだけ頭が出ている状態です。
この場所は普通の歯ブラシでは磨くことができず、まさに、ワンタフトブラシが必要な場所です。
↓親知らずのあるポイント(写真の矢印の先が親知らず)を目がけて、、、
↓ワンタフトブラシで、ピンポイントに生えかけの親知らずを磨きます。
今回、初めてワンタフトブラシを使いましたが、狙ったところをピンポイントで磨けることに感動しました。こんな便利なものがあったのか!という衝撃的とも言える思いです。
下の奥歯の側面(のど側)
奥歯の側面(のど側)も磨きにくい場所です。
↓ワンタフトブラシであれば、奥歯の側面も磨くことができます。
一番奥の歯は、歯の中で最も歯周病が進行しやすい場所(プラークの取り残しが発生する場所)なので、ここはワンタフトブラシを使ってしっかり歯磨きしたいところです。
上の前歯の裏
上の前歯の裏はへこんでいるので、普通の歯ブラシでは磨きにくい場所です。
↓ワンタフトブラシであれば、前歯の裏もへこみに沿って磨くことができます。
ちなみに、上の前歯の裏を磨く時には、ペングリップではなく、手のひらでしっかり握る様にします(パームグリップ)。
まとめ
今回、ワンタフトブラシを使ってみて、ビシッと狙ったところをピンポイントで磨けることに感動しました。
ペングリップフィットラバーも、持ちやすい上に滑りにくくなり良い感じです。
磨きにくい場所にはプラークが残り、それが歯石となって歯周病の悪化原因になってしまいます。
ワンタフトブラシを使って、磨きにくい場所のプラークを除去するようにすれば、歯周病を予防し、ひいては大切な歯を守ることにつながります。
普通の歯ブラシでは磨きにくい場所があると不満の方は、ワンタフトブラシを使ってみてはいかがでしょうか。
- ワンタフトブラシを使えば、磨きにくい場所もピンポイントで磨くことができる
- ワンタフトブラシは基本的にペングリップで持つ
- 歯ぐきを傷つける恐れがあるので、力を入れすぎないように丁寧に一箇所ずつ磨く
- はじめに磨きにくい所にワンタフトブラシを使う。その後普通の歯ブラシを使って磨く
次回は、有ると便利な歯磨きアイテムの購入検討をしてみたいと思います。
ビバ! ノー歯周病ライフ!!